ENTRY No.3

嵯峨根さん

電線営業

入社年月日
2014年3月
出身地
東京都大田区
最終学歴
経済学部国際経済学科

入社4年目

営業

社宅利用中

理系出身

文系出身

社食利用中

矢厚会
参加中

財形利用

インタビュー

高級和服を販売した営業経験

私は大学卒業後、高級和服の販売会社に勤めましたが、着物は高額で嗜好性の強い商品。生活必需品ではありません。購入するのをためらうお客さまに、ときには強引に勧めることもありました。

そんな仕事に納得できずに会社を辞め、アルバイトをしながら公認会計士試験に挑戦してきましたが、気がつけば、大学を出てから10年が経とうとしていました。そんなころ、アルバイト先で知り合った若い営業マンが矢崎の人で、彼から住宅やビル建設など幅広い用途に使われる電線の製造販売会社だと聞き興味を持ちました。社会から必要とされ、世の中になくてはならない確かなもの。営業するなら、そんな商品を扱ってみたい。電線はまさにそれだ、と思いました。

現場研修の体験で築いた「良い関係」

2014年3月に入社し、関東電線第1営業部・東京支店に配属されました。それから2ヶ月間は導入研修。商品知識がほとんどない私にとって最もありがたかったのが、千葉県野田市にあるADS野田物流倉庫での現場研修でした。お客さまから注文された電線を指示通りの長さに切断し、ドラムに巻いてトラックに積み込みます。お客さまが朝から作業にかかれるよう、早朝に準備され、配達に行きます。一連の出荷業務を体験し、現場の大変さを身にしみて感じることができました。同時に、現場に余分な負担をかけないよう、確実な受注やスムーズな段取りが営業の重要な役割であることも学びました。

このときお世話になった物流倉庫の人たちとは、今でもいざというとき助けてもらえるような良い関係が続いています。

規格・価格が同じなら、営業力で勝負

私の仕事は、代理店に対する電線やケーブルの販売業務です。約100件の営業所を担当しており、まずはお客さまからの注文に対する見積もり作成から始まります。電線の芯になる銅は国際相場で、1年前に52万円/tだった価格が、今日は84万円/tに跳ね上がっているという具合に大きく変動するため、市況にあったギリギリの金額を見積らなければなりません。納期調整や在庫確認、国際情勢からライバル社の様子まで、あらゆる情報に気を配ります。

私のモットーは簡単に「できません」と言わないことです。電線は規格商品であり、定価がない商品です。こちらの対応ひとつが受注を左右することもあるだけに、条件をとことん突き詰め、電話やFAXでのやりとりに神経を集中します。人対人の仕事であるため、コミュニケーションや人間関係の構築に一番力を入れています。自分の目標とする数字にこだわりを持って取り組み、目標を達成したときは素直に嬉しく大きなやりがいを感じます。

1日のスケジュール

06:30

起床、出社準備

07:55

出勤

08:00

メール・FAXチェック

08:30

始業・朝礼
社内業務
(見積書作成 電話対応 納期調整)

11:30

昼食

12:00

顧客訪問(または社内業務)

16:00

帰社
社内業務

18:30

退社(20:00くらいになる時もあり)

21:00

帰宅

24:00

就寝

一問一答

個を生かし人を大切にする会社

入社して3年。結婚をして家庭を持つという夢も叶いました。職場の雰囲気はとても良く、仕事終わりにチームのメンバーで食事に行くことも楽しみの一つです。上司への相談もしやすく、何より自分で目標を設定し、個性を生かした営業ができることが仕事へのモチベーションにつながっています。