人材育成制度
CAREER & PERSONAL DEVELOPMENT
自ら学ぼうとする意志に応える
FOSTER SELF-EDUCATION
矢崎グループの人材育成
CAREER DEVELOPMENT
矢崎グループは創業以来「ひとづくり」を大切にしてきました。我々の事業である「ものづくり」は「ひとづくり」なくしては成り立ちません。そんなすべての源である「ひとづくり」を矢崎グループではさまざまな制度や仕組みで支えています。
新入社員の育成
新入社員育成の特徴
矢崎グループでは“ものづくり”の原点である『生産現場配属』を1年間にわたって実施しています。この生産現場で働く1年間によって、その後の配属に大きく役立つ知識や経験、人脈を築くことができます。もちろん専門知識の習得においても、最終配属後に各部署ごとで専門教育を実施することで、配属部署に求められる実践的な知識を体得することができます。
新入社員育成のスケジュール
入社基礎研修・生産現場配属
入社してからの2か月は「社会人としての意識(自立的姿勢)」、「ビジネスマナー・スキル」、「矢崎の企業理解」、「製造業の理解」を目標に集合集団生活にて研修を実施しています。その後の1年間の生産現場配属では、矢崎グループの生産現場で実際に働きます。実際に製品をつくり、その現場を知ることで最終配属に行った後でも「現場が原点」を理解した人材の育成を目指しています。
新卒入社社員(開発部署所属)の声
生産現場に1年間なんて長いな…と正直最初は思いました。しかし現場で学ぶことは多く、そこでの同期や現場の方と人脈を築いていくと終わるまではあっという間でした。さらに、実際の工程がわかっているため、どんな設計の製品が製造しやすいかをイメージしながら開発をすることができています。これも1年間しっかり現場で働いたからだと思っています。
部門・職種共通教育
部署ごとに異なる専門教育が実施されます。実施期間や、実施事項はさまざまですが、座学だけでなく実習なども踏まえた体系的な研修が充実しています。
例) 自動車機器部門配属者向け専門教育
矢崎が推進する車両システム開発の考え方や、それを踏まえた開発提案を行う技術者育成のための研修です。研修のコンセプトは
現場経験豊富な講師と双方向コミュニケーション
講義内容の実践
グループワークを通じた、気づきの共有
の3つで、実際にこれまで自動車について詳しい知識がない人でも一から学ぶことができる研修になります。
受講者の声
これから技術者としてどうあるべきかを、一分野に限らず幅広く学習することで、専門知識の全体的な基礎づくりができました。また講義をしたあとに、すぐ実習で体感するというスケジュールだったため、学んだことを身体で再現することができ、とてもためになりました。
フォローアップ研修
入社後5年経過の従業員が矢崎グループの理念や目標、これまで学んできたことや気づいた問題点についてグループ討議を通し議論した結果を会長に提言する研修になります。会社の規模が拡大しても積極的に若手の意見を取り入れること、会社の方向性について直接トップと話すことで会社について理解を深めることの2つを目的にした研修で、これまでに4,600人以上が参加しています。
教育体系
教育体系の特徴
矢崎グループの教育体系においてサマーキャンプや昇格研修などは自主的に手を挙げた人が受講できるようになっています。そのため、成長したい人にはそれに見合った環境を用意しているのが矢崎グループの教育体系の特徴になります。