グローバル人材育成
GLOBAL LEADERSHIP DEVELOPMENT

グローバル人材育成の考え方

矢崎グループでは社是「世界とともにある企業」を実現するために、若手から管理職までそれぞれの年代、役職に対して​グローバル人材育成のプログラムを揃えています。​グローバル人材として活躍したい人に対して、​サポートする環境が整っているのが矢崎グループの人材育成の特徴です。

海外トレーニー​制度

最長1年間海外拠点で現場研修や語学研修を行い、​新しい視点やグローバルチームでの業務の進め方・コミュニケーションについて学びます。​現地での実務研修を通じて海外勤務・関連業務を円滑に遂行するために​必要な能力を習得することに加え、​海外から日本矢崎を見ることで、社是について改めて深く考え直すきっかけにもなっています。​

参加者の声 ニカラグア駐在

出張とは異なり、実際に生活してみることで、短期では感じられない​文化や習慣を知ることが出来ました。この経験から海外の現場を​考慮した改善アイテムの提案など、日本にこだわる事無く、​海外の地域特有の差を見逃さない目線を持って業務に取組んでいきたいと思っています。また、仕事だけでなく人としてのつながりもできたため、その人たちの働く姿を想像することで、今後より一層​グローバルな現場を意識した仕事をしていけると思います。​

語学力強化・海外出向前研修

OJT職場英語​

業務時間内にネイティブのトレーナーによる英語のレッスンを​1対1の対面で受講できる制度です。​受講は年一回の公募制で、1年間1日おきに30分レッスンの時間が設けられています。教材を用いた講義のほか、業務における英文メールや文書作成の相談など、幅広く受講者のニーズに合わせレッスンを行います。​

参加者の声 入社3年目

会社に入って仕事で英語を使う機会が増えましたが、できない自分がもどかしく感じていました。それに加え、業務時間外での学習時間の確保に難しさを感じて悩んでいた時に上司からOJT職場英語を勧めてもらいました。ネイティブの講師の方と英語で話すことに対して、最初は不安もありましたが、自分のレベルを講師の方が把握してくれた上で、学習内容を一緒に考えて進めてくれるため、負担にならず、楽しく学ぶことができています。​

海外出向前研修​

海外出向が決まった人に、出向先で必要な知識習得、生活環境・文化の理解を目的に2ヶ月間の研修を実施しています。
そのうちの6週間で語学研修を開催しており、英語だけにとどまらず、各出向国で必要な言語を学ぶことができます。出向者の経験、語学力、要望などを総合的に考慮し、コミュニケーション能力の開発と生活文化の体験を通して学習できるプログラムを個別にデザインしています。

配偶者研修​

海外駐在を控えた社員の配偶者を対象に、出向先に必要とされる生活環境・文化・語学の理解を​目的とした赴任前オリエンテーション、語学研修、異文化研修、海外健康管理、安全セミナーを行います。​
帰任直後の配偶者の体験談(教育、医療、生活、文化、社会他)も聞く機会があり、語学についても​簡単な研修を行うため、駐在後の不安について解消することが出来ます。​

グローバルリーダーシップ研修​

YLDS (YAZAKI Leadership Development Seminar)​

対象:若手管理職または管理職候補​

1週間のプログラムを通して、将来グローバルに活躍することが期待される人材同士が、地域を越えて協働する場となっています。受講者は、本プログラムを通じて、経営に関する基礎知識を習得することで視座を高めるとともに、世界各地から集まったメンバーと取り組むプロジェクトワークを通じて自身に期待されているリーダーシップの役割や課題について考えます。​

YGLP (YAZAKI Global Leadership Program)​

対象:グローバルオペレーションを担う幹部候補​

世界中の矢崎グループから選抜された将来を担う経営人材を育成するためのプログラムです。参加者は、海外にあるビジネススクールで行われる集合セッション、半年間に及ぶタスクフォースワークを経て、経営層への最終提言を行います。本プログラムを通じて、矢崎グループとしての一体感を醸成し、グローバルオペレーション体制を構築することを目指します。​

海外従業員向け研修​

矢崎企業文化研修​

対象:海外法人のリーダー候補

​「日本文化を理解するための日本語学習」「日本国内事業所との関係構築」ならびに「日本矢崎の企業文化、社風の理解」を目的とした研修制度。研修生は日本に一年間滞在し、日本語の学習や、日本文化の体験、さらには三か月の現場での実務研修を通じて、日本と矢崎の文化について体感することができます。研修生が実際に学んだことを自国に持ち帰ることで、現地の矢崎に貢献するだけでなく、日本矢崎を理解したパイプ役として、活躍できる人材育成を目指しています。​