沿革
矢崎グループは1941年、創業者矢﨑貞美が矢崎電線工業株式会社を設立。自動車用組電線(ワイヤーハーネス)の製造・販売から始まった事業は、自動車部品や電線にとどまらず、計装機器、ガス機器、空調・太陽熱利用機器、さらには地域社会に密着した事業として農業や介護、リサイクル事業など積極的に展開しています。
1920年~
1924
5月27日創業社長・矢﨑貞美が15歳で長野県諏訪郡中洲村(現:諏訪市中洲)から上京、日本橋「森田商会」入社
1929
創業社長・矢﨑貞美が個人経営「ミツヤ電線」を創業、「自動車用組電線(以下W/H)」販売開始
1938
「合資会社矢崎電線営業部」設立
1939
東京都荒川区に「尾久工場」開設、一般電線・W/H生産開始
1940年~
1941
「矢崎電線工業株式会社」設立、「合資会社矢崎電線営業部」吸収合併
1943
「鷲津工場(現:牧之原工場 鷲津分工場)」開設
1947
東京都港区西新橋に本社事務所開設
1948
「島田工場(現:島田製作所)」開設
1949
日本初の「自動車用ビニル電線」発売
1950
「東洋時計株式会社」から自動車メーター部門を分離、「日本自動車計器株式会社」設立、東京都港区芝浦でメーター生産開始
1951
「沼津工場(現:沼津製作所)」開設、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡に支店開設
1955
業界初の「PVC電線」発売
1957
日本初の「回転式溶解炉(トーマス炉)」を「沼津工場」に導入
1958
日本初の「パーキングメーター」発売
1959
「矢崎部品株式会社」設立
「日本自動車計器株式会社」を「矢崎計器株式会社」に社名変更
「天竜工場」開設
1960年~
1960
「御殿場製作所」開設
日本初のタコグラフ(運行記録計)「TCO-8」発売
器具用電線等が電線として日本初のUL規格認証取得
1961
「裾野工場(黄瀬川工場を経て、現:裾野製作所)」開設
木製ドラム、ビニルテープの生産と屑線処理開始「天竜工場」開設
「矢崎義塾」発足
1962
タイ・バンコクに「泰矢崎電線株式会社」設立(海外初拠点)
「大浜工場」開設
1963
「浜名製作所」開設
「矢崎電線工業株式会社」を「矢崎総業株式会社」に改称、製造部門を「矢崎電線株式会社」として分離設立
日本初のLPガスメーター「LP10」発売
玉川大学委託学生制度開始(~1981)
1964
アメリカ・ロサンゼルスにアメリカ事務所開設
「矢崎資源株式会社」設立
玉川学園と連携し、通信教育制度「富士高校」設立(~1973)
1965
オーストラリア事務所開設
アメリカ・シカゴにアメリカ事務所開設
「矢﨑工機株式会社」設立
1966
アメリカ・シカゴに「アメリカ矢崎コーポレーション」設立
スイス・バーゼルに欧州駐在事務所開設
産業能率大学の通信教育制度開始
1967
スイスに合弁会社「矢崎エリコン・コーポレーション」設立
「棒原工場(現:ものづくりセンター)」開設
「タクシーメーター」発売
1968
「沼津センター」開設(管理部門を集約)
浪速女子短期大学の通信教育制度開始(~1974)
1970
吸収冷温水機「アロエース」発売
1971
「富士工場」開設
LPガス警報器「アロッ子」発売
1973
フィリピン・マニラに「矢崎トレス工業」設立
「新見作業所(現:新見工場)」開設
「栃木製造所(現:栃木工場)」開設
1974
創業社長・矢﨑貞美急逝(64歳)、矢﨑裕彦が社長に就任
「浜名製作所」に世界初の太陽熱利用冷暖房給湯システムを備えた「矢崎実験ソーラーハウス」完成
電子式タクシーメーター「アロフレンド8」発売
1976
東京都港区三田に本社移転
太陽熱温水器「ゆワイター」発売
1977
太陽熱集熱器「ブルーパネル」、「温水焚アロエース」発売
国内サマーキャンプ初開催
1978
5月27日を創業の日に決定
「浜松工場」開設
1979
「自動車用ジャンクションブロック」生産開始
1980年~
1980
「竜洋製造所」開設
運行管理システム「YAZACシステム」発売
1982
メキシコに「メキシコ自動車部品」設立
静岡県裾野市に「矢崎技術開発センター(現:技術研究所)」開設
「矢崎科学技術振興記念財団」設立
豊田工業大学留学制度開始
1983
ソーラー給湯システム「あっちっち」発売
1984
「自動車用圧縮導体薄肉型低圧電線」生産開始
1985
静岡県榛原郡榛原町(現:牧之原市)に「矢崎電子技術センター」開設
海外サマーキャンプ初開催
1986
ポルトガルに「矢崎サルターノ・ポルトガル自動車電機部品」設立
ニュージーランドに「矢崎アライド・ニュージーランド」設立
「大坂製造所(現:大東工場)」開設
静電気・電磁波の障害対策品「エースミック」発売
LPガス総合安全システム「ブルドッグ」発売
1987
カナダに「VDO矢崎リミテッド」設立
日本初のタクシー領収書発行機「タクシーマルチプリンタ」発売
アナログ電気式の文字板全面透過照明を採用した「コンビネーションメーター」生産開始
「自動車用ノンハロゲン難燃ケーブル」生産開始
1988
スウェーデンに「英国矢崎ヨーテボリ駐在事務所」開設
中国・天津に「天津天美自動車部品」設立
西ドイツ(現:ドイツ)ケルンに「EDSケルン・エンジニアリング」設立
スペインに「矢崎モネル」設立
サマーキャンプ・イン・ジャパン初開催
1989
インドネアに「EDSマニュファクチュアリング・インドネシア」設立
アメリカ・シカゴに「矢崎EDSエンジニアリング・インク」設立
1990
マサチューセッツ工科大学留学制度開始(~2005)
1991
イタリアに「英国矢崎トリノ支店」開設
西サモア(現:サモア)に「矢崎オーストラリア・ヴァイテレ工場」設立
矢﨑裕彦が会長に就任(社長を兼務)
1992
ベルギー・オフラブベークに「英国矢崎ベルギー支店」開設
矢崎厚生年金基金制度(現:矢崎企業年金基金) 開始
1993
F.I.A.アドベンチャースクール初開催
1994
スロバキア・プリビザに「矢崎デブナール・スロバキア」設立(東欧初拠点
矢崎インターナショナルQCC発表大会初開催
1995
シンガポールに拠点を設立
トルコに「ヤザキサ・矢崎・サバンチ自動車用組電線製造販売」設立
ベトナムに「矢崎EDS・ベトナム」設立
コロンビアに「矢崎シーメル」設立(南米初拠点)
アルゼンチンに「矢崎アルゼンチン」設立
世界初の「アナログ虚像表示メーター」生産開始
1996
「農業事業」開始
静岡県御殿場市に「矢崎富士研修センター」開設
1997
インドに「タタ矢崎オートコンプ・リミテッド」設立
ブラジル・サンパウロに「矢崎ブラジル」設立
「矢崎地球環境憲章」制定
1998
静岡県裾野市に「Y-CITY」開設、本社機能を集約
「エコロジーケーブル」生産開始
1999
オランダに「矢崎ヨーロッパ アイントフォーフェン支店」開設
フランスに「矢崎ヨーロッパ パリ支店」開設
クロアチアに「矢崎ヨーロッパ ザグレブ支店」開設
業界初のデジタルタコグラフ「DTG1」発売
「鉛フリービニルテープ」、「エコロジーテープ」発売
ETC車載器「ETC-YT1」発売
2000年~
2000
モロッコに「矢崎モロッコ」設立
「保土沢工場(現:裾野製作所保土沢分工場)」開設
2001
ニカラグアに「矢崎ニカラグア」設立
リトアニアに「矢崎ワイヤリング・テクノロジー・リトアニア」設立
チェコに「矢崎ワイヤリング・テクノロジー・チェコ」設立
2002
ウクライナに「矢崎ウクライナ」設立
矢﨑裕彦が会長に専任、矢﨑信二が社長に就任
2003
ルーマニアに「矢崎ルーマニア」設立
業界初のビニル電線・ケーブルの全面鉛フリー化
2004
「環境・リサイクル事業」開始
「積載重量表示計」発売
2005
ウルグアイに「矢崎ウルグアイ」設立
2006
エルサルバドルに「アルネコム・エルサルバドル可変資本」設立
ブルガリアに「矢崎ブルガリア」設立
南アフリカ「ヘスト・ハーネス」に資本参加
「Y-CITY」にヤザキケアセンター「紙ふうせん」設立
「食品リサイクル事業」開始
ドライブレコーダー「YAZAC-eye」発売
高知県高岡郡梼原町「森林ボランティア協働の森づくり事業」に初参加
2008
高知県高岡郡梼原町に第三センター「ゆすはらペレット株式会社」の本質ペレット工場開設
世界初の木質ペレット焚吸収冷温水機「バイオアロエース」発売
商用車等の運行状況を管理できる「矢崎テレマティクスサービス」開始
2009
チュニジアに「矢崎チュニジア」設立
業界初のLPガス用超音波式ガスメーター「U-Smart」発売
2010
東京電力、デンソーと共同開発した「エコキュート・ソーラーヒート」発売
「やわらか」電線600Vシリーズ発売
アース付VVF電線「エフアース」発売
2011
チュニジアに「矢崎チュニジア」設立
2012
カンボジアに「矢崎カンボジアプロダクツ」設立
ロシアに「矢崎ヴォルガ」設立
スロベニアに「矢崎システムズ・テクノロジーズ・フランスノボ・メスト支店」設立
「矢崎エナジーシステム株式会社」設立
静岡県牧之原市に「ものづくりセンター」開設
業界初の「ポータブルLPガス発電システム」発売
2013
パラグアイに「矢崎パラグアイ」設立
2014
電気自動車・プラグインハイブリッド車用AC普通充電器「iesta」発売
世界初のW/Hで使われる銅資源の「Car to Car リサイクル技術」をトヨタ自動車、豊田通商ち共同開発
2015
ハイブリッドデジタルタコグラフ「DTG7」発売
2016
セルビアに「矢崎セルビア」設立
神奈川県海老名市に「東日本物流センター」開設
デジタルタコグラフ一体型タクシーメーター「アロフレンド27」発売
ASEAN地域において「loTテレマティクスサービス」を開始
2018
「一般財団法人矢崎きずな基金」設立
2019
ミャンマーに「ミャンマー矢崎・ティラワ」設立
2020年~
2021
矢﨑裕彦が名誉会長に就任
2022
グアテマラに工場設立
社長・矢﨑信二急逝(75歳)、矢﨑陸が社長に就任
2023
東京都港区港南に本社移転
1960年~
1962
タイ・バンコクに「泰矢崎電線株式会社」設立(海外初拠点)
1964
アメリカ・ロサンゼルスにアメリカ事務所開設
1965
オーストラリア事務所開設
アメリカ・シカゴにアメリカ事務所開設
1966
アメリカ・シカゴに「アメリカ矢崎コーポレーション」設立
スイス・バーゼルに欧州駐在事務所開設
1967
スイスに合弁会社「矢崎エリコン・コーポレーション」設立
1973
フィリピン・マニラに「矢崎トレス工業」設立
1980年~
1982
メキシコに「メキシコ自動車部品」設立
1986
ポルトガルに「矢崎サルターノ・ポルトガル自動車電機部品」設立
ニュージーランドに「矢崎アライド・ニュージーランド」設立
1987
カナダに「VDO矢崎リミテッド」設立
1988
スウェーデンに「英国矢崎ヨーテボリ駐在事務所」開設
中国・天津に「天津天美自動車部品」設立
西ドイツ(現:ドイツ)ケルンに「EDSケルン・エンジニアリング」設立
スペインに「矢崎モネル」設立
1989
インドネアに「EDSマニュファクチュアリング・インドネシア」設立
アメリカ・シカゴに「矢崎EDSエンジニアリング・インク」設立
1991
イタリアに「英国矢崎トリノ支店」開設
西サモア(現:サモア)に「矢崎オーストラリア・ヴァイテレ工場」設立
1992
ベルギー・オフラブベークに「英国矢崎ベルギー支店」開設
1994
スロバキア・プリビザに「矢崎デブナール・スロバキア」設立(東欧初拠点)
1995
シンガポールに拠点を設立
トルコに「ヤザキサ・矢崎・サバンチ自動車用組電線製造販売」設立
ベトナムに「矢崎EDS・ベトナム」設立
コロンビアに「矢崎シーメル」設立(南米初拠点)
アルゼンチンに「矢崎アルゼンチン」設立
1997
インドに「タタ矢崎オートコンプ・リミテッド」設立
ブラジル・サンパウロに「矢崎ブラジル」設立
1999
オランダに「矢崎ヨーロッパ アイントフォーフェン支店」開設
フランスに「矢崎ヨーロッパ パリ支店」開設
クロアチアに「矢崎ヨーロッパ ザグレブ支店」開設
2000年~
2000年
モロッコに「矢崎モロッコ」設立
2001
ニカラグアに「矢崎ニカラグア」設立
リトアニアに「矢崎ワイヤリング・テクノロジー・リトアニア」設立
チェコに「矢崎ワイヤリング・テクノロジー・チェコ」設立
2002
ウクライナに「矢崎ウクライナ」設立
2003
ルーマニアに「矢崎ルーマニア」設立
2005
ウルグアイに「矢崎ウルグアイ」設立
2006
エルサルバドルに「アルネコム・エルサルバドル可変資本」設立
ブルガリアに「矢崎ブルガリア」設立
南アフリカ「ヘスト・ハーネス」に資本参加
2009
チュニジアに「矢崎チュニジア」設立
2011
ポーランドに「矢崎オートモーティブ・プロダクツ・ポーランド」設立
2012
カンボジアに「矢崎カンボジアプロダクツ」設立
ロシアに「矢崎ヴォルガ」設立
スロベニアに「矢崎システムズ・テクノロジーズ・フランスノボ・メスト支店」設立
2013
パラグアイに「矢崎パラグアイ」設立
2016
セルビアに「矢崎セルビア」設立
2019
ミャンマーに「ミャンマー矢崎・ティラワ」設立
2020年~
2022
グアテマラに工場設立