建設機械の遠隔操作システム開発及び遠隔事業構築に向けた
伊藤忠商事株式会社、伊藤忠 TC 建機株式会社、ARAV 株式会社との覚書締結について

2023 年 5 ⽉ 23 ⽇
⽮崎総業株式会社

⽮崎総業株式会社（本社︓東京都港区、代表取締役社⻑ ⽮﨑陸、以下「⽮崎」）、伊藤忠商事株式会社（本社︓東京都港区、代表取締役社⻑︓⽯井敬太、以下「伊藤忠」）、伊藤忠 TC 建機株式会社（本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:成澤信彦、以下「伊藤忠 TC建機」）と ARAV株式会社(本社:東京都⽂京区、代表取締役:⽩久レイエス樹、以下「ARAV」)は、このたび、建設機械の遠隔操作システム開発及び遠隔事業構築に関する覚書を締結いたしました。

建設業界では、かねてから、⼈⼿不⾜（⾼齢化や若者就労者不⾜）や IT 化の遅れなどによって建設現場の⽣産性の向上が求められています。中でも、建設機械の遠隔操作が求められており、実現によって、現場に出向かなくともオフィスや⾃宅などで建設作業が可能となり、就労機会が増えることが期待されます。
また、遠隔操作により、災害復旧や⼈命救助の場⾯でも安全かつ効率的に作業ができるなど、さまざまな社会課題が解決できるとして⼤きな期待が寄せられています。

⽮崎は、⼀般社団法⼈運輸デジタルビジネス協議会（所在地︓東京都港区、代表理事︓⼩島薫、以下「TDBC」）が主催するワーキング活動の１つ、「建設機械の遠隔操作システムワーキング」を通じて、建設機械の遠隔操作システム事業への参画を⽬指し、参加企業各社との協業化を模索してまいりました。

2020 年 9 ⽉、ワーキングを主導する伊藤忠 TC 建機が ARAV と遠隔操作システムの開発業務委託契約を締結しました。その後、ARAV がシステム開発の主体となり、伊藤忠 TC 建機、伊藤忠がシステム開発のサポートとマーケティング戦略⽴案を担うビジネスモデルを構築する過程で、⽮崎が事業に参画する運びとなりました。
⽮崎は⻑年、⾃動⾞業界でエレクトロニクス関連商品を提供している実績と、商⽤⾞ビジネスで培った市販（後付け）ビジネスでの強みを発揮することが期待されています。

建設機械の遠隔操作の安全性を確保するために、⽮崎はアフターサービスや保守サービスを担い、事業運営をサポートします。将来の実⽤化に向けて、⽮崎は社是「社会から必要とされる企業」としての役割を発揮し、社会課題の解決に向けて挑戦してまいります。

ARAV

伊藤忠 TC 建機

⽮崎総業株式会社 広報部