矢崎総業ウェルネスセンターが
「心理的安全性AWARD2023」にてシルバーリングを受賞

　矢崎総業　ウェルネスセンターは、心理的安全で効果的なチーム・組織づくりへの取り組みを讃える祭典「心理的安全性AWARD2023」（主催：株式会社ZENTech）にてシルバーリングを受賞しました。

　ウェルネスセンターは、困難なVUCA時代においても、矢崎の社是である「世界とともにある企業」「社会から必要とされる企業」を実現していくため、個人と組織のウェルビーイングを達成することを目指し、『矢崎で働くと元気になる』をスローガンに健全な文化づくりの活動をするため、2015年に発足しました。

　ウェルネスセンターでは、これまでウェルビーイングに関する困りごとを持つ部署からの相談を受け、それに応える形で、研修プログラムの提供や組織風土改善に関する取り組みを行ってきました。

　しかし、なかなか根本的な解決に至らず、そこから脱却するためには、組織風土の改善が必要だと痛感していました。そこで、弊社会長の一言をきっかけに、組織風土に大きな影響がある経営幹部が集まるコンプライアンスオフィサー会議において心理的安全性についての勉強会を行いました。

　その勉強会の直後、複数の組織トップから自部署の心理的安全性を高めるための相談を受け、各々の組織に対して拡大展開を図ってきました。その中の一つであるリソースセンターの取り組みが、今回シルバーリングを受賞しました。

心理的安全性の4つの因子の観点から取り組みました。

① 話しやすさ

② 助け合い

③ 挑戦

④ 新奇歓迎

評価された点としては、①成功事例を作り、横展開をしていったこと②成功事例の結果でストレスが下がるという健康経営関連の成果でした。

　会長が応援者となり、小さな成功事例をつくり、さらに横展開していく様はまさに王道の変革プロジェクトの進め方でしたね。特にストレスが下がる、といった健康経営関連の数値が下がった、という成果が非常に興味深いものでした。

　プレゼンテーションの中でおっしゃっていた「雰囲気が変わった」と嬉しそうにお話されていたことが、当初の課題であった「物言えぬ文化」「やったもの負け文化」が着実に変わっていらっしゃるご実感を得ているだろうなと感じました。

　御社のように、巨大でかつ現場が強い場合、大きなうねりをつくったり変えるのは並大抵の努力ではできないと思います。組織風土は必ず変えることが可能と私は考えています。ぜひ全国の製造業のお手本になっていただきたいと思います。

（Unipos株式会社 代表取締役社長 田中弦 氏）

　継続して実施してきた職場改善活動が評価され、今回、素敵な賞を頂けて非常にうれしく思います。表彰式では他社の素晴らしい取り組みを直接聞くことができ、色々なヒントや刺激をもらいました。

　これからも管理職、一般メンバーが一丸となって、さまざまな活動にチャレンジし、私たちの職場を『話・助・挑・新』 に溢れた『学習する職場』に成長させていきます。同時に、社内の他職場にも心理的安全性の大切さを広めていきたいと思います！

　ウェルネスセンターでは2016年から組織に対して“心理的安全性”を高める取り組みを始め、社内に活動を広げてきました。今回、「心理的安全性AWARD2023」において、SILVER RINGを受賞することで、一歩一歩ですが着実に心理的安全性が社内に根づき始めたという手応えを感じることができました。

　しかし、まだまだ会社の隅々まで心理的安全性の活動が行き届いている訳ではありません。これからも「矢崎で働くと元気になる」をモットーに、安心して働けて、笑顔のある職場を目指して活動していきます。

　心理的安全性アワードは、株式会社ZENTechが2022年より開催する、心理的安全で効果的なチーム・組織づくりへの取り組みを広く募集し、表彰し讃える祭典です。今回は第2回目の開催となります。この祭典は、ZENTechが様々なチーム・組織の心理的安全性づくりを支援させていただく中で見えてきた、担当者の並々ならぬ熱い想いや活動、葛藤を、もっと世に広め、心理的安全性づくりに励む皆様の背中を押したい、そんな想いで創られた、年に一度の祭典です。

心理的安全性アワード