ENTRY NO.03
佐々木さん
W/H開発設計
- 入社年月日
- 2013年4月
- 出身地
- 愛知県名古屋市
- 最終学歴
- 工学部 生命物質工学科 化学工学専攻


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開発
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入社5年目
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理系出身
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文系出身
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寮利用
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食事補助
利用中 -
ボランティア
参加中 -
メーカー
出向中
スクール
「出向社員制度」への挑戦
私はいま、お客さまである大手カーメーカーに勤務し、受け入れ出向社員として受け入れ先カーメーカーの社員と同じ部屋で働いています。現在は主に、ワイヤーハーネスの経路設計を担当しています。
出向という制度を知ったのは入社後の全員研修の後、配属先の先輩社員からの経験談を聞いたときでした。その後工場研修を経て、配属された部署で一年経ったころ、職場のリーダーから「いま出向できる人員が欲しい」と聞き、まだ右も左も分からない新米でしたが、日本を代表するカーメーカーで実際に働けるチャンスだと思い挑戦を決意しました。出向先での仕事は、お客さまの声を直に聴きながら、実際の車両にワイヤーハーネスを取り付け、試作車で検討することができるため、求める要望や品質に沿った設計が可能となります。ですが、そこに矢崎の製造要望や作りやすさを反映させる必要があるので、お客さまと矢崎の要件を両立させることを常に念頭に置き作業にあたっています。その方策としてワイヤーハーネスの知識だけでなく、車両やエンジンの知識も必要となります。

専攻と違う分野に就職しても心配無用
私は大学時代、工学部の生命物質工学科化学工学という、いまの仕事とは全く関係のない分野を専攻していました。矢崎に入社するきっかけは、学内で開かれた会社説明会で聞いた矢崎の方の話がとても面白く、担当者が矢崎愛を熱弁するのに興味を持ったからです。また、矢崎独特のアドベンチャースクールという人材育成システムに惹かれたことも決め手となりました。
自分の専攻と違う、自動車関連のメーカーに就職することに、特に不安は感じませんでした。就職先と学生時代の専攻が完全に一致する人などほんの一握りです。私が重視しているのは、課題解決の取り組み方で、大学で研究の進行状況について教授に報告し、アドバイスを受けて先に進んだように、分からない点は上司に聞いたり、自分で調べたりすることが大切です。矢崎では、研修制度が充実しており、私が挑戦した出向制度のようにチャレンジできる機会も多く、自分次第で仕事を通じて大きく成長することができます。
自力の大切さを学んだアドベンチャースクール
矢崎の新入社員研修のプログラムである10ヶ月のアドベンチャースクールに参加しました。行き先はカナダのトロント。なにも知らない土地で、お金をかけずにやりたいことを見つけ、実行していく研修です。すぐに友だちができ、幼稚園のボランティアや、レザークラフトの見習いなどをしました。化学と関係のある経験もしたいと考え、トロント大学で面白そうな研究を行っている教授に直接お願いして研究に加わらせてもらいました。アドベンチャースクールは、何を達成したかより、そこに至るプロセスをどう開拓したかが重要なのだと思います。私は10ヶ月間のアドベンチャースクールでの経験を通じて、自力で行動することの大切さを学び、人と臆することなく話せる度胸を身につけることができました。


SCHEDULE
1日のスケジュール
07:30 | 起床 |
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08:15 | 出勤 |
09:00 | 始業(フレックス)メールチェック |
11:00 | 他部署と打ち合わせ |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 昼ミーティング |
14:00 | 上司と定期デザインレビュー |
15:00 | CATIAを使用し、3D検討 |
20:00 | 北米と英語で定期ミーティング |
21:00 | 退社(フレックス) |
22:00 | 帰宅 |
24:00 | 就寝 |

一問一答
- あなたが考える矢崎らしさとは?
- 愚直なところ。
- 矢崎で良かったなと思う点
- 世界シェアNo.1企業で自動車部品開発ができるところ。福利厚生の良さ。
- 利用している福利厚生・福利厚生制度
- 寮、食事補助
自分に自信を持ち、自分を信じる
現在の目標のひとつは、英会話の実力をつけることです。いま、受け入れ出向先の電子システム設計部で、北米のスタッフと週1回、日程や設計情報を共有するための定期ミーティングを続けています。もちろん使用する言語は、英語です。日常英会話とは異なるビジネス英会話のため、戸惑うことも多いですが、日々勉強しています。
矢崎という会社で気に入っているところは、愚直なまでにものづくりに徹し、手作業への信頼を忘れていないところです。「社会から必要とされる企業」という社是にも共感し、私自身がそうありたいと思っています。今後も、常に自分がどうなりたいか、将来どんな自分になっているかのイメージを持ち、そうなれるよう自分を信じて仕事を続けていきます。
